二代目代表挨拶


 

 初めまして、日本学生平和学プラットフォーム二代目代表の黒岩愛と申します。

 

 いきなりですが、皆さんにとって、「平和」とは何でしょうか。もしくは、どのような状態でしょうか。争いのない状態、誰もが安心して暮らせる状態、など。平和の定義は一つではなく、一人ひとりその表現は異なると思います。そして私はその一つ一つの表現を尊重したいと思います。私が最も大事であると思うことは、なんだか難しそうだし複雑そうで、分からないから、、と思考を停止してしまうのではなく、「考えてみる」そして、「行動してみる」ということです。

 

 私は、大学生活で、様々な世界の問題(貧困、難民、ジェンダー、教育格差)について授業で学んだり、専門家の講演会に足を運んだりしています。というのも、世界の現状を、新聞、テレビやインターネットを通じて知り、この地球に生きる同じ人間としてみたときに、国や地域、民族や性別によってどうしてこんなにも悲惨な状態が起こっているのだろうか、とショックの気持ちでいっぱいだったからです。その時に感じた思いを大切に、自分なりに考え、授業などを通して深めています。

 

 そんな時、自分と同じような思いをもっている人と話して意見を交換したり、その人は普段どんな活動をしているのだろうか、というように自分の周りの人とも交流したいと強く思うようになりました。そして、大学二年の夏が終わった頃、この団体に出会いました。大学も、学部や学年も異なる方々と共通の話題に関して勉強会や交流会、座談会など様々な機会を通じて考えを深め意見を交わす場は、授業では体験できない有意義な時間を過ごせると思っています。

 

 最近、「平和学って何?」とよく質問されるのですが、まだまだ新しい学問の一つであるようです。今この瞬間にも、家を追われ、家族と離れ離れになり、苦しむ方々、命を奪われている方々が世界には多く存在しています。冒頭でお尋ねした、皆さんにとっての「平和」、その状態に少しでも早く近づいていくために、私たちには何ができるのか。「世界平和」の実現に向けて、皆さんと一緒に考えていきたいと思います。私自身、まだまだ勉強不足なところが山ほどありますが、素朴な疑問から、専門的なところまで、皆さん一人ひとりの考えや知識を共有し、深めていけるそんなプラットフォームを作っていければと思っております。

 

団体の活動目的や活動理念について、ご興味のございます方は、以下のリンクもご参照いただけますと幸いです。

活動目的

団体理念

 

2016年8月24日

日本学生平和学プラットフォーム代表 黒岩愛

 


団体創設者、初代代表、菅生零王の挨拶はこちらです。